2018.01.25
ミッドフット着地の練習方法
ミッドフット着地の練習はどのようにすればいいのでしょうか?
踵着地をしている方がいきなり、ミッドフット着地をしたらどうなるかというと・・・
下肢の骨格の並びがニュートラルな位置にある方は、自然とミッドフット着地に入っていけるかもしれませんが、骨格の並びが崩れていると膝を痛めたりして、怪我をする可能性が高くなります。
踵着地は、身体の前方に踵から着地してつま先で蹴る動作となり、身体を前方に重心移動をします。踵の着地の衝撃が、膝や腰に負担をかけると言われています。
ミッドフット着地は、身体の真下付近に着地をします。中足部のアーチが衝撃を吸収して、鉛直方向(重力の方向)の反発を推進力にかえて走る走法です。関節や筋肉に負担が掛かりにくいため効率のよい走りができます。
踵着地とミットフット着地では、着地時の重心位置が違うので、使う筋肉や骨格の動きも変わり、いきなり走法を変えるというのは本当に大変なことです。
まずは日常生活の普段の立ち方、歩き方から変えていく必要があります。
どうしてアフリカの選手たちが、フォアフット走法、ミッドフット走法ができるのか
ご存知ですか?
それは、起伏の激しい柔らかい地面をいつも裸足で生活をしているからだと言われています。
アフリカの普段の日常生活の環境が、自然にフォアフット走法やミッドフット走法が出来る身体の骨格をつくりだしているのです。
裸足で柔らかい地面を歩くことが、足裏全体で地面をとらえ、5本の指を動かすことによって身体全体の運動機能を整えてバランスを保とうとします。
裸足で柔らかい地面を歩くことで、バランスがよくなり姿勢改善となって、ミッドフット走法(フォアフット走法)に繋がっていくのです。
しかし、現在の私たちの歩く環境は、日常で柔らかい地面を歩く機会が少なくなっている状況で、硬い路面で整備されたアスファルトの上を歩くことがほとんどです。
そこで、普段の日常生活の舗装された路面の上で、自然な裸足歩行感覚を再現したシューズが、MBTなのです。
MBTは平ではない大自然の地表を、裸足で歩くことを再現し、膝や腰背部の関節に
かかる負担を和らげる効果があります。
日常生活で履く靴から、5本の足の指を動かせるように歩き方を気をつけて、姿勢を意識して歩くと、中足部着地に早く近づけると思います。
私は30年ぐらい前に、右足関節外側靭帯を損傷し、その怪我のせいで、知らないうちに身体が捻じれ、バランスが悪くなって立っているのがつらい状態に。また、7年前には自動車との接触事故で、以前から第5・第6頸椎椎間板ヘルニアがあったことが発覚しました。
こんなトラブル続きの私ですが、10年前に、姿勢改善に良いというMBTシューズに出会って履くようになり、MBTスポーツを履き続けたお陰で、姿勢もよくなり捻じれも改善されてきました。
以前、陸上競技で短距離をやっていたので、つま先で蹴ってつま先で歩いていましたが、今では、ゆっくりとですが、中足部着地のランニングができるようになりました。
毎日の日常生活から少しづつ、姿勢を意識してバランス改善していくことがとても大切だと思います。
当店では、MBTランニング・スポーツの試し履き会を随時行っております。
中足部着地のトレーニングとして、怪我防止・ランニングフォーム改善にMBTをおすすめしております。
どうぞお気軽にご相談くださいね。
MBTを用いたミッドフット着地の練習方法はこちら → MBTのトレーニング方法
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